美容鍼、受ける前に知っておきたいデメリット

お薬と比べて副作用が少なく、子供から
大人までさまざまな症状に対応できる
鍼灸治療。

今では日本、中国だけでなくアメリカや
ヨーロッパでも広く活用されています。

その鍼灸治療の効果を美容に応用した
ものが美容鍼です。

それでも、顔や身体に鍼をするということに
不安がある方もいるかと思います。
今回は、鍼をする際に感じる痛みや、リスク
についてご案内していきます。

鍼の痛み

鍼を刺すと痛いの?
まず初めに感じる疑問ですよね。

これに関しては、お肌に鍼を刺すので
痛くないとは言えません。

感じ方は人それぞれですが、少しちくっ
とする程度とおっしゃる方がほとんどです。

また、使用する鍼は、基本的に髪の毛よりも
細いものですが、その中でもさまざまな太さが
あり感じる刺激量に違いが出るため、痛みに
弱い、不安があるという方はより細い鍼で
施術をさせていただいたりもします。


美容鍼のデメリットは内出血

じゃあ美容鍼は絶対安心?というとそうでは
ありません。デメリットもあります。
美容鍼のデメリットは内出血が起こることが
ある点です。
血管は、私たちの身体中に無数に存在しています。
鍼をする際、どんなに腕のいい鍼灸師でもその血管を
避けることができないため、鍼が当たってしまうと
皮膚の中で出血を起こすことがあります。
これが内出血です。
内出血の程度は、体質や箇所によりさまざまですが
青や黄色っぽく、ぼんやりと出ることがほとんど
です。

内出血が起きた時

内出血は、美容鍼を受けた直後だけでなく翌日に
じわじわと出てくることがあります。
帰られた後で内出血に気付かれた場合、
翌日まではこれ以上出血が広がらないように患部を
冷やして血管を収縮させます。
それ以降は、内出血が早く吸収されるように
温めることが早く治すポイントです。

こはりびでは、内出血の対策として
・出血が起きた時、患部を圧迫止血する
・大きい血管の位置を把握し、その箇所には鍼をしない
・内出血が起こりそうな兆候が出た場合、すぐに冷やす
の3点を行なっております。

内出血が起きてしまった場合でも、跡に残って
しまうようなことはありません。
程度によりますが、長くても3週間程度で消えて
なくなるのでご安心ください。

また、大切なイベントの予定がある場合は事前に鍼灸師または
鍼灸院にご相談ください。

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